体育館空調設備の必要性
文科省が提唱する学校衛生基準
児童生徒等は生理的、心理的に負担をかけない最も学習に望ましい条件は、冬季で18~20度、夏季で25~28度程度である。
熱中症発生場所別構成グラフから見る教育現場の現状
令和2年10月27日総務省 消防庁の報道資料「令和2年(6月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、教育機関は数値こそ、大きくありませんが、対策は万全ではありません。
熱中症と気象条件の関係
熱中症になりやすい | 熱中症になりにくい | |
---|---|---|
気温 | 高い | 低い |
湿度 | 高い | 低い |
輻射熱 | 高い | 低い |
風速 | 遅い | 速い |
これからの体育館に求められる環境と役割
体育館の用途と主な利用者
- 授業・部活動(児童/生徒)
- 学校行事(児童/生徒/保護者)
- 災害避難(児童/生徒/近隣住民)※災害避難所として指定されるケースが最も多い。
体育館環境の現状と問題点
風が通りにくく、夏場は湿度高、気温も外気の影響を受けやすく、夏場は外気より高くなり、冬場は底冷えする寒さとなります。
衣服調整ができない夏場における熱中症リスクは、教室以上です!
よって、多くの人が集まる体育館はしっかりとした環境作りが必要です!
体育館環境の改善策
運動・イベント・災害避難で多くの人が集まっても安心して過ごすためには、空調設備導入がおすすめです!
空調機で実現する体育館の快適環境整備にGHPの活用
GHP(ガス・ヒート・ポンプ・エアコン)とは、室外機のコンプレッサーをガスエンジンで動かして、冷暖房を行うシステムです。つまり、ガスを熱源とするエアコンということです。
電源自立型空調GHP(ガスヒートポンプエアコン)エクセルプラス
- 普段も、もしもの時も、安全安心で快適な環境をつくる空調機
- ガス供給さえあれば運転可能、緊急時の強い味方
- コンセント回路を付ければ、携帯電話など情報機器の充電も可能
避難施設としての機能がUP!!
避難所としての体育館について
熊本地震災害での避難者の声
長期の避難生活で、空調機器設備が備えられていなかったことが大変辛かった(約3割の方の声)
※厚生労働省健康局疾病対策課では、避難所における熱中症予防策、空調設備の設置等の環境設備を進めるよう呼びかけています。
過去の震災による避難人数
- 阪神・淡路大震災では、約31万人が避難所生活
- 東日本大震災では、岩手、宮城、福島の3県で約41万人、全国合計では約47万人が避難所生活